活性酸素と水素|水素吸引屋ICHI
2020/09/23
活性酸素と水素①
活性酸素とは?
私たちは毎日呼吸をしています。
ヒトは酸素がなければ生きていけません。しかし、その酸素も過剰になると私たちの体の細胞がサビて劣化する恐れがあります。
その中でも注目しなければいけないのが「活性酸素」です。
しかし体が「酸化」すると聞いても、これまで「酸化」という言葉を聞いたことがない方はちんぷんかんぷんですよね。
皆さんご存じの通り、鉄のクギを放置していると、だんだん赤茶色にサビていき、最終的にはボロボロになってしまいます。これは空気中の酸素が鉄と結びつくことで起きる現象です。
酸素が結びつくのは鉄だけではありません。じつは人の身体も酸素と結びつくとサビてしまいます。
ほとんどの動物は食物から摂取される栄養素と呼吸による酸素を使って細胞内にあるエネルギー生産場所「ミトコンドリア」でATPという物質を作っています。
体を動かしたり、呼吸したり、病気を治したり、ATPはヒトのあらゆる生命活動に必要なエネルギーです。
しかし、呼吸で取り込まれてミトコンドリア内に運ばれた酸素が食物内の栄養素と反応し、エネルギーを作るときに不安定な形に変化する場合があります。
この不安定な酸素種、特にサビさせる力が強い特別な酸素のことを「活性酸素」といいます。